鳥取中部はフルーツの宝庫

鳥取中部・蒜山では、様々なフルーツが栽培されています。 鳥取県のフルーツの代表格である梨を始め、いちごやぶどうなど、春から初冬までたくさんのフルーツを味わうことができるんです。 今回はその中でも、自分の手で収穫して味わえる、果物狩り体験をご紹介します。

果物狩り体験にでかけよう

ブルーベリー（7月～8月）：琴浦・北栄・蒜山

甘さと酸味のハーモニーがたまらないブルーベリーは、皮ごと生で食べても良し、ジャムにしても良しといろいろな楽しみ方があります。ヨーグルトやケーキに添えてもアクセントになりますね。天日干しにしてドライベリーにするという食べ方もあるようです。
含まれる成分で注目なのは、目の疲労を和らげるというアントシアニン。また、ブルーベリーには食物繊維も豊富に含まれるので、便秘の予防にもいいのだとか。
ブルーベリーの旬は夏。だいたい7月～8月ごろに楽しめます。

梨（8月～11月）：倉吉・湯梨浜

鳥取県で梨と言えば二十世紀梨！と言われるぐらいに代表的な品種が「二十世紀梨」です。鳥取中部でも二十世紀梨を中心にいろいろな品種の梨が栽培されています。
ジューシーでシャリシャリした食感が癖になりますよね！
梨に含まれる栄養素により、夏バテ回復にはピッタリ。汗をかいたあとの水分補給にも向いているので残暑を乗り切るために食べると良さそうです。
倉吉市には梨をテーマにした「鳥取二十世紀梨記念館なしっこ館」があります。梨狩りの際に立ち寄ってみては。

ぶどう（8月～9月）：北栄

北栄町のぶどうは「砂丘ぶどう」とも呼ばれます。砂丘畑に特有の朝夕の寒暖差が、ぶどうの甘さを引き出します。大粒ぶどう「巨峰」をはじめ、「デラウェア」、「シャインマスカット」、「ピオーネ」など、多数の品種が栽培されています。
北栄町のぶどうを使ってワインを製造している「北条ワイン醸造所」があります。

りんご（9月下旬～12月中旬）：北栄

りんごの旬は、品種によっては少し違いはありますが、だいたい秋から冬です。実りの時を迎えたりんごは甘くて美味しく、しゃりっとした口触りも爽やか。カットしてそのまま食べることが多いかと思います。実はりんごの皮にはポリフェノールがたっぷり含まれているので、なるべく皮を捨てずに食べるほうがいいんですよ。
りんごに含まれるポリフェノールの主成分、プロシアニジンは注目の成分。高い抗酸化力を持っています。りんご狩りのあとは皮ごとがぶりと食べたいですね！

お出かけの際にチェックしておきたいこと

料金システム

料金はシーズンや収穫する果物によって変わってきます。
入園料の有無・時間制限・持ち帰り分の精算など、料金の詳細は事前に確認すると良さそうです。農園によっては予約や必要なところもありますので、こちらも合わせてチェックしておきましよう。

作物の生育状況・休園日

今回ご紹介した旬の時期はあくまで目安なので、実際の生育状況は農園に確認してみましょう。ホームページのある農園も多いので、インターネットで確認できる場合もあります。

当日の持ち物

軍手・ハサミなどの道具が必要な場合もありますので、事前に準備をしておきましょう。
道具のレンタルを行っている農園もあるので、用意できない場合はこちらも確認を。
当日は動きやすく、汚れてもいい服装で行きましょう。

迷惑行為はNG!

畑を踏み荒らしたり、木の枝を折ったりといった迷惑な行為は絶対にやめましょう。
説明をよく聞いて、マナーを守って、みんなで楽しく収穫しましょうね♪