텐보린지 절 ・ 구야 스님상
別宮にある転法輪寺は、寺伝によれば承和年間(834~848)に慈覚大師が開いたと伝えられる天台宗の寺院で、天禄2(971)年に空也上人がこの地に立ち寄り、翌年、この地で亡くなったと伝えられています。時の円融天皇は上人の功徳のために精舎一宇を建立し、空也上人像を祀るお堂でしたが、後に転法輪寺の本堂とし、平成22年国の登録有形文化財として登録されました。空也上人は、醍醐天皇の皇子とされています。
POSTED on 2016/03/15